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まるまる一冊、魚探に特化した本は少ないです

巨大な売り場面積を誇る大型書籍店舗さんに行くと、釣り関連のコーナーがあって、ムックを含めて沢山の本が並んでいます。

魚群探知機に関しては、釣り(主にボートフィッシング)を構成する一要素として、断片的に説明されているか、ほんの軽いタッチで触れられている程度のケースが多いように感じます。

がっつり初歩から体系立てて学びたい方や、中級~上級テクニックをマスターしたい方、釣行で生じた悩みや疑問を解決するヒントにしたい方にとっては、内容的に物足りないかもしれません。

大きな魚

まるまる一冊、魚群探知機に特化した専門書籍は、滅多に見当たりませんよね。

試しに、ネット書籍通販で最大手のアマゾンで検索してみたところ、魚探に言及した書籍は確かに数十点ヒットします。

ところが、刊行年が古いものが多いんですよね。現代の機種の機能を解説していません。また、あまり釣り(レジャー・フィッシング)の参考にならない内容の本が多数です。

結局のところ、ここ約10年間で、国内で刊行された本格的な魚探専門の書籍は、ムック本を含めて3~4冊くらいしか見当たりませんでした。(2016年5月調べ)

こんなものなのでしょうかね。

ボートアングラーがメインユーザーとは言え、それにしても情報量少なすぎです。

魚群探知機について多くのスペースを割いている書籍類を集めてみました。
文章だけではなく、写真・イラスト・DVDなどによって、視覚的に訴求した内容になっているので、読みやすくて分かりやすいのではないかと思います。よろしければご参考にして下さい。

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入門書として

魚探が初歩から分かる一冊です

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魚探大研究―ボートフィッシングの必須アイテム 魚群探知機パーフェクトガイド

¥1,512

魚群探知機の入門書です。ビギナーの方、基本を知りたい方にオススメ。

原理・仕組み、使い方、画面の見方などに重点が置かれた内容です。写真やイラストをふんだんに使って、初心者にも分かりやすく丁寧に説明されています。

本書では、FURUNOの魚探・GPSを基に説明がなされています。特殊な表現や難しい用語は、あまり出てきません。また、大型本なので見やすいです。これ一冊で、魚探の初歩的な基礎は理解出来るのではないでしょうか。

実践編として、アオリイカ、マルイカ、シロギス、マダイ、メバルといった釣魚を例に、個別の活用法や攻略法についても紹介されています。

「GPS&プロッターの機能」や、「魚探や振動子の設置方法」、あるいはボートの操船テクニックや機器の「メンテナンス方法」については、あまり言及されていません。 これらは、メーカー・機種により仕様や機能が大きく異なる事柄であり、ボートの種類・仕様等によっても対応が違いますので、仕方が無いかなと思います。

出版社: 舵社 (2007年3月刊行)

初心者向けGPSガイド(DVD付)

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魚探&GPS大研究―初心者のためのボートコントロール徹底ガイド

¥2,580

GPS魚探、アンカリング、シーアンカー、スパンカー等を使った操船術/釣り方を、イラストや画像をふんだんに使用して、分かりやすく紹介しています。「砂地・砂泥地」、「岩礁帯・根周り」のエリアでのフィッシングや、掛かり釣り、流し釣り等の、海での実践例が掲載・解説されています。

本書との連動コンテンツとして、実釣動画を収録したDVD(40分)が添付されています。

GPS魚群探知機について、その基礎知識や活用例が紹介されています。 特に、100点に及ぶ豊富な魚探反応(ディスプレイ)画像は、 初めてGPSや魚探を体験する方でも、基本イメージが掴みやすく参考になるのでは。 ターゲット魚としては、シロギス、アマダイ、マダイ、メダイ他が登場。

本書では、【掛かり釣り・流し釣りに関するボートコントロール】をメインテーマにしています。そして、魚探の機能や見方に関しては、実釣データを元に解説されています。

「魚探大研究~パーフェクトガイド」の姉妹本と言えるのですが、「魚探の基礎知識」について詳しく知りたい方には、「魚探大研究」のほうが参考になると思います。

出版社: 舵社 (2012年2月刊行)

舶用電子機器の原理・仕組みを知れる一冊

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魚探とソナーとGPSとレーダーと舶用電子機器の極意―蔵出しぎっしり104講座

¥2,052

筆者氏は、古野電気(FURUNO)に長年勤務していた方で、プレジャーボート系の雑誌に寄稿をしている現役ライターです。

舶用電子機器(魚群探知機、ソナー、GPS、マリンレーダー、無線関連装置など)の原理・仕組み・活用方法について、読みやすい文章と、著者氏自筆のイラスト、写真等を交えて説明されています。

出版社: 成山堂書店 (2013年3月刊行)

活用術のご参考に

魚探反応を魚別に掲載

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竹内真治のポケット判 魚探反応丸わかり図鑑

¥1,728

魚探画面が魚種別に掲載されています。ある意味、マニアックな一冊。

ご存知のように、一般的な魚群探知機には、具体的な魚の種類を判別する機能がありません。しかしながら、ターゲットによって画面の映り方に特徴があります。

従いましてアングラーは、ボート魚探釣行の経験値を積み重ねていき、釣り場のロケーションや魚の習性を考慮しつつ推量する事により、どんな魚であるかを判断する事になる訳ですが、本書では魚種別に、反応画面の写真を紹介しており、参考になります。

表紙には、コーデン(KODEN)が写っていますね。(でかっ!笑)

著者の竹内氏は執筆当時、神奈川県福浦に在住していたそうですので、関東周辺の海で実践した画像が主に掲載されていると推察されます。 ちなみに竹内氏は、上記ご紹介の書籍「魚探大研究」の共同執筆者のひとりです。

なお、魚探の原理や仕組みについては、殆ど触れられていません。

出版社: 舵社 (2009年10月刊行)

ローランスGPS機の活用術を解説(DVD)

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【DVD】BOREAS/ボレアス 最新GPS魚探 ローランス活用術

¥3,750

HDS(タッチ)シリーズなど、ローランスのGPS魚群探知機の活用術を解説しているDVDです。

ストラクチャースキャンの概要・使い方についても言及しています。

魚探の各種目セッティング方法、周波数と魚探映像の仕組み、ウィードエリア攻略法の他、ボートフィッシングに役立つ盛りだくさんの内容です。

収録時間105分間 (2015年2月刊行)

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