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反応が薄いターゲットです

魚群探知機にとってイカは、ちょっぴり苦手な存在かもしれません。なぜなら、他の魚と比べて反応が弱い(映りにくい)からです。 反応が薄いターゲットの代表格です。

苦手繋がりで。(冒頭から余談とか・・・)

サイト管理人が子供の頃、「ホタルイカと生節の煮付け」が時々食卓に出てきました。生節に関しては、別段何も感じませんでしたが、ホタルイカの食感や味がどうも苦手で、かといって残すと母から大いに叱られましたので、この料理が晩の食卓に出てきた時は、なんとも言えないブルーな気分になった事を覚えています。

それがトラウマになっているのでしょう、大人になった今でも、ホタルイカ料理には苦手意識があります。

でも、全てのイカが苦手と言うわけではなくて、刺身ならケンサキイカ、お好み焼きなら豚玉よりもイカ玉、回転寿司なら「イカおくらの軍艦巻」が好き・・・と言った具合でして、むしろ好物の部類に入ります。

青い海を泳ぐイカ

釣りかた(エギングなど)

さて。

イカ釣りについては、スッテ(浮きスッテ)や餌木、ヤエンなどをタックルとするアングラーが多いと思います。

とりわけ、日本古来のルアー「餌木」によるアオリイカ釣りは、英語風にエギングと呼ばれて、スポーティーでアグレッシヴなイメージが定着しています。

堤防(波止)、ボートなど様々なスタイルで楽しめます。グイグイッと引く感覚が人気。

現代の「アツい」3大人気ルアーフィッシングと言えば、バス、シーバス、そしてアオリイカ(エギング)ではないでしょうか。

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イカした魚群探知機の活用

イカをキャッチするのに適したスペックについて、幾つか検討してみました。

ソナー出力が大きいこと

スルメイカ、ケンサキイカ(マルイカ)、ヤリイカ、コウイカ、そしてアオリイカなど、イカにも色々な種類があります。

ですので、十羽ひとからげに生態を語ることは難しいのですが、共通した顕著な特徴があります。

それは、カラダが海水に良く馴染んでいると言いますか、 要するにカラダの大部分が水分みたいな生き物ですから、どうしても、ソナー(超音波)の反応が薄い(弱い)傾向があるという点です。

また、大規模な群れの集団ではなくて数ハイ単位での行動が多い習性のようですので、「大きな物体」として捉えにくく、そういった意味でも、反応が弱くなりやすいようです。

従いまして、ソナー出力(特にPEAK時)が大きな魚群探知機のほうが、より魚影が鮮明に映るのではないかと考えます。

高解像度であること

魚探画面に映りにくいイカですが、アオリイカやケンサキイカは食欲旺盛の食いしん坊ですから、常にベイトを狙っています。小魚、プランクトン、甲殻類と、結構何でも捕食するようです。

つまり、ベイトが大量に発生しているポイントを狙うと、釣れる可能性が高いと言えます。

という事は、やはり、小魚やプランクトンがキレイに映る、高解像度の機種が望ましいでしょう。

海底をクリアに表示

アオリイカは、海底の根魚(ベイト)を捕食するケースも多いでしょうから、海底と魚をクリアに分離して表示出来る性能を持った、魚群探知機のほうが有利ではないでしょうか。

高速発射、短パルスモードといった機能を搭載したものや、デジタル魚探など。

測深レンジ

100mであるとか、少し深い水域に生息している種類(もしくは時期)もありますが、アオリイカやケンサキイカについては、春から夏にかけては数メートル~数十メートルという、比較的浅瀬に生息している事が多いようです。

個人的には、「測深レンジそのもの」については、それほど気にしなくても良いのではないかな、と思います。

高周波をベースに。

ソナービームのイメージイラスト

数メートルから数十メートルほどの水深を探知するのならば、1周波(高周波200KHz程度)の魚群探知機でも充分であると言えます。

しかし、高周波は詳細な測定が可能である反面、測定可能な範囲が狭くなります。

なので、複数波併用の機種の方が、ポイントを探り当てるスピードが速いかもしれません。
(併用例:高周波200&低周波50KHz)

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