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魚群探知機と防水

釣りは、ごく一部の例外を除くと屋外で行うものであり、魚群探知機は、海、湖、池、川といった「水がたっぷりとあるところ」で使用します。

従いまして、特にボートフィッシングで使用する場合、屋根・雨除け等や運転室等が付いたボートに設置する場合を除き、雨風にさらされたり、波しぶきがかかったりする事が頻繁に起こります。また冷え込みが強い日の結露の発生も気になるところです。

そこで魚探の本体には、なんらかの防水設計が施されています。

レジャースポーツ・フィッシングを主な用途に想定して開発された魚群探知機において、海外メーカーの魚探には、完全防水・不沈構造と謳ったタイプがあります。(waterproof)

その一方、国内メーカー品には、完全防水仕様は殆ど見かけません。

国産の魚群探知機には、 防滴や耐噴流形、あるいは単にあっさり「防水」とだけ、仕様に表示されているケースをよく見かけます。

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防水規格

魚群探知機の防水についての仕様を見ると、 IP67やIPX7といった記号が表記されている場合があります。

この【IP●●】とは、防水や防塵の規格の等級を意味しています。

防水・防塵規格は、IEC(国際電気標準会議)またはJIS(日本工業規格)によって規定された等級です。

IPはコード。それに続く「67」や「X7」と言った部分が、防水・防塵についての等級の記号を示しています。

等級が上がるほど、防塵や防水の性能・精度が高くなります。釣りの現場においては、特に防水性能の表示が気になるところですよね。

1番目の数字記号: 防塵性

外部からの固形物の侵入に対する保護等級です。
(0~6等級まで規定)

0(無保護)~6(粉塵が内部へ入ってこない・対塵形。)

2番目の数字記号: 防水性

水の侵入に対する保護等級です。
(0~8等級まで規定)

0(無保護)~8(継続的に水没しても浸水の心配が無い・水中形。)

(例) IP 67
防塵6等級:粉塵が魚探本体内部へ入ってこない。密封性が極めて高い。
防水7等級:防浸形。深さ1mの水中に30分間水没しても浸水を防止する。

(例) IP X7
防塵 X :テストを行っていない場合は、「X」表記となります。
防水7等級:防浸形。
(つまり「X7」とは、防水テストのみを実施した事を示しています。)

※【IP 67】や【IP X7】は、「完全防水・浮沈構造」の文言で説明されているケースが多くあります。

よくに目にする仕様

国内メーカー魚探の防水仕様において、わりと頻繁に見かける仕様表現として、【防滴】や【防噴流形】などがあります。

【防滴】
防水規格に照らし合わせると、IPX1~2等級に該当するのではないかと思われます。

防水1等級:防滴I形。水滴が本体に垂直に落ちてきても影響が無い。
防水2等級:防滴II形。水滴が本体に15度の角度で落ちてきても影響が無い。

【防噴流形】
IPX5等級に相当すると考えられます。(液体がどんな方向から勢いよく流れ出てきても影響を受けない。)

ボートで立ちながら釣りをしている人

国産・海外、双方メーカー製品も、多少の水濡れは大丈夫のようですね。

とは言うものの、海水に濡れると塩害を受け故障するリスクがあります。 また国産メーカー魚探の場合は、長時間、波しぶきや雨に濡れたり、ドボンと水中に落としてしまうと、 ヤバイ!!という事になりそうです。

防水面が気になる方は、魚群探知機のスペックを調べる時には、防水規格にも注目してみるのも一興です。

なお、本体ボディーについては、リーズナブルな製品は、プラスチック系の素材を用いている魚群探知機が一般的ですが、中には、堅牢な素材(ダイカスト・他)を採用している魚探もあります。

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