魚群探知機で釣り
魚群探知機(Fish Finder)は、超音波(ソナー)の特性や原理を利用して、魚の存在を探り水中や水底の状態を測定分析する事が出来ます。
また、GPS技術を使って目的地までのナビゲーション、自船の位置測定、航跡の表示記録等が行えます。最適なフィッシングポイントをアングラーに示唆し、釣行をサポートしてくれます。
魚探は、そもそもは漁業用に開発されたプロフェッショナルな機器でした。
現在では、レジャーやスポーツの釣り用品として、 小型(ポータブル)で安価なモデルが数多くリリースされており、随分と身近な存在になってきました。海水・淡水に関わらず使用出来ます。

ところで、私たちが、日常生活で使用している「文明の利器」の数々は、軍事関連の研究開発によって生み出されたテクノロジーを応用した副産物である場合が多いのですが、水中音波による計測システムついては、少なくとも第一次世界大戦の頃には、そのその有用性が認められ、活用方法が研究されていました。ソナー(SONAR)という単語は、第二次世界大戦時期にアメリカ海軍において誕生しました。
なお、世界で初めてソナー技術を活用した、漁業用の魚探の実用化に成功したのは、日本の古野電気(フルノ。1948年)です。
また、ボート・レジャー釣りに適した魚群探知機を発売した先駆は、ローランス社(LOWRANCE/USA/創業1957年)なのだそうです。
魚群探知機の基本的な構成
- 主要部は、本体(検知器・操作/指示部)と振動子(送受波器・センサー)
- ディスプレイは、本体と一体化しているケースが大多数です。
- 水温センサー、GPSアンテナ等が付属する魚探もあります。
- 電源は、バッテリーもしくは乾電池です。
じぶんにマッチした魚探を選びたいものです
国内外、多数のメーカーが多彩な魚群探知機を開発リリースしています。では、どのように選べばベターなのでしょう。
もちろん、予算(懐事情)は大きく関係してきますよね。
そして、ターゲット(釣魚)の種類や、釣行の場所(オフショア、防波堤、湖、etc)、ボートの種類、取付方法、そして、希望する探知測定精度や、GPS・プロッター機能搭載の有無、拡張性などなど、そのアングラー(釣り人)の、フィッシング・スタイルや使い方によっても、適した魚探は変わってくるでしょう。

国内メーカーのほうが、使いやすくて手堅い印象がありまります。海外メーカーのほうが、総体的に激安価格で販売されており、ある意味、コストパフォーマンス的にお得感があります。外国産でも画面表示が日本語に対応しており、サポート体制が充実した機種がリリースされています。
シンプルに価格や数値的スペックの比較を行う事は、確かに検討方法として有効でしょう。但し、各メーカーの特徴、独自技術のメリット、操作性、デザイン性なども考慮に入れて選ぶべきでしょう。
次の点も気になるところでしょう。
- メーカー(ショップ)のサポート
- ユーザー数
- ネットや雑誌等での言及数
リーズナブルなエントリーモデルが次々と登場しています
現代ではレジャー・フィッシング向きの激安魚群探知機が、多彩にラインナップされています。
例えば、国内メーカーのホンデックスがリリースしている、HONDEX PS-611CN。
現時点において、国産で極めてコンパクトで格安なGPS魚探と言えるのではないでしょうか。
シンプルな機能&操作性の、使いやすいエントリー・モデル(入門機)です。
HONDEX(ホンデックス) 魚探 5型ワイドポータブルGPS内蔵プロッター魚探 PS-611CN.
(参考価格¥53,700:通常配送無料:22.01/02現在)
はじめてご覧になる方へ
こちらは、「魚探」に特化したビギナーさん向けのサイトです。
次のような内容で構成されています。
魚群探知機の国内外の主要メーカーのご紹介(カタログ感覚でご覧下さい)
活用アイデア(釣魚・ロケーション、フィッシングスタイル別)
魚群探知機の原理や仕組みをわかりやすくご紹介
使い方や見方の初歩的な知識と概要
魚探の体験エピソード、グッズ・アイテム類
少々の主観をまじえながら、あれこれと掲載しております。
更新(特に製品情報)や各種ご連絡が超のんびりである点は何卒ご容赦下さいませ。
なお、掲載アイテムのスペック・仕様・価格等につき、メーカーや販売者の都合により随時変更される事があります。

おもなコンテンツ
国内メーカー/ブランド
海外メーカー/ブランド
タイプ・特性から見てみる
魚群探知機を使ってみよう!
GPS魚探の使い方・活用について
5つのテーマに沿ってご紹介。
体験談・エピソード
魚探を使った釣り体験談
18名の体験エピソードを掲載。

*上記は、当サイトの主なコンテンツです。
*全コンテンツは、サイトマップでご確認頂けます。
From Author(2022. January)
こんにちは。新しい年となりましたね、おめでとうございます。サイト(当ページ)は久し振りの更新となります。 と言うのも、昨年は父が急逝し、その事後処理や気持ちの整理にかなり手こずりまして。 自分の親なのに知らない事・判っていなかった事が沢山あるんだなと思いました。 で、私のキャパシティを越えていたのでしょうね、サイトをコンスタントに更新する余裕がありませんでした。 また少しずつ頑張ってみたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
さて皆様、いかがお過ごしでしょう。ようやく”Stay Home”から解放された方も多く、 以前の暮らしに戻りつつある方もいるでしょう。また新しい暮らし方に慣れてきた方も少なくないでしょう。 そしてその一方で、日々の生活やお仕事が大変な状況の方もいらっしゃることでしょう。
釣りの現場は開放感があり「三密シチュエーション」が少ない…と言えなくもないですが、 現場への道中のことも含めて油断は禁物です。 お互いに気を付けましょう。 釣具店を覗いてみるとお客さんが戻ってきているように見えますが、 もうしばらくの間は、釣行の回数をセーブして釣り具の手入れや、書籍類・TV・ネット等で釣り関連のコンテンツを楽しむ等、 自宅活動を優先するのも良いかもしれませんよね。くれぐれもご自愛下さいませ。