DSI(ダウンスキャンイメージング)機能
従来の魚探を進化させ次世代機へ。 ローランス(LOWRANCE)は、2011年、DSI(ダウンスキャン・イメージング)機能搭載の【DSI】を冠した魚群探知機をリリースしました。
湖沼でのバス、トラウト釣り、海岸でのロックフィッシュ、シーバス、エギング等に、特に威力を発揮。ハイスペックでありながら、リーズナブルな価格提供を実現。国内メーカー魚探とは比較すると、コストパフォーマンスの高さが魅力でした。
DSI(ダウンスキャンイメージング)機能とは、まるで写真画像を見るように、鮮やかにボートの真下の、「水の中・水底の世界」を確認する事が可能な、ローランス魚探のデジタル画像処理技術です。
LOWRANCE(USA)のDown Scan Imaging Model紹介。
ダウンスキャン(DSI)魚探の場合、狭い範囲内で精密な情報を得たい場合は800kHz、 広範囲な探査を行ないたい場合は455kHz ・・・という使用方法がオーソドックスですが、 455kHz&800kHzを、分割画面にて同時表示する事も可能です。
サーモクライン(水の層)やベイトフィッシュ群を、鮮明に映像化。水底の固い部分と柔らかい部分の、岩礁・底質の見分けが容易に。水底の植物やストラクチャーを、水中写真を見るように確認することが可能。
DSI搭載機の基本機能・装備・仕様
項目 | 概要 |
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高輝度ディスプレイ | 直射日光下・オープンデッキにおいても、明るく鮮やかな画像。バックライトを装備しており、昼夜を問わず視認性は抜群です。なお、地図と魚探の上下分割や左右分割など、2画面分割表示が可能です。 |
DSI使用時の最大測深 | 約60m。2周波魚探です。スキマー型振動子を標準装備。 |
スクロールバック機能 | (魚探巻き戻し)ビデオテープを巻き戻すような感覚で、過去の探査データを確認する事が可能。過去の魚群探知機のデータ取得は、いわば「点」であり、データの関連付けや検証を行う際、不便な面がありましたが、スクロールバック機能の搭載により、点を繋げた「線」として理解する事が容易になりました。 |
高速モード | (魚探巻き戻し)船で高速移動を行なっている最中において追尾し情報を取得する事が可能。 |
防水性能 | 魚探には、防滴クラスの防水仕様が多いのですが、LOWRANCE DSIシリーズは、完全な防水仕様(IPX7)が施されています。水に落としても原則的には沈まない浮沈構造です。 |
操作性 | 簡易メニューテキスト+アイコンデザインの、新メニュー形式の採用と日本語メニュー搭載によって、 どなたにでも分かりやすいメニュー画面に工夫されています。キーパッドにより片手操作も楽々。 |
GPS | GPS搭載機は、本体にGPSアンテナを内蔵しています。また、希望エリアの精密湖沼図(or海岸線マップ)が付属します。 |
主なセット内容 | 魚探本体、スキマー型振動子(水温計内蔵)、電源ケーブル、薄型ベース付きブラケット、取扱説明書 |
(参考)Elite-5X DSI 基本スペック
項目 | 概要 |
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ディスプレイ | 5インチ カラー液晶 480×480ドット |
周波数 | 83/200KHz、455/800KHz(DSI) |
出力 | (W/RMS)83/200Khz:500W、455/800Khz:350W |
最大測深 | 300m (83/200Khz) 、60m(DSI) |
GPS | アンテナ内蔵 |
供給電圧等 | 12V DC/動作範囲10V-17V |
その他 | 日本語メニュー版有り、防水能力IPX7、振動子ケーブル長6m |
サイズ | W174×H136×D63mm/700g |
(参考)Elite DSIのDGPS機能
内蔵高感度アンテナ内蔵(GPSS+EGNOS+MSAS)、16チャンネル、ウェイポイントメモリー :3000ポイント、ルートメモリー:100ルート(1ルート/100ポイント) 、航跡:最大100( 10000ポイント/トレイル)、プロット航跡:最大100(1プロット航跡/100ポイント)
(上記の機能・仕様・装備は変更される場合があります。)
Elite5 DSI(日本語版)のデモ画面です。
DSI搭載モデル例
ローランスDSI搭載機のラインナップ
Elite(エリート)シリーズ、Markシリーズに、DSI搭載機が用意されています。
LOWRANCE DSI |
5インチ |
5インチ |
Elite-5X DSI |
Elite-4X DSI |
![]() Elite-4 DSI |
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