HONDEXのHE-8301F-Di-Boを使っています
4.9t型FRP小型漁船に魚群探知機を搭載しており、マグロやイカをはじめとする漁業全般に活用しています。
具体的には、HONDEXのHE-8301F-Di-Boを使用しています。
私の船のブリッジ内には他にGPS、レーダー2基、ソナー、無線機5台を設置しているため、設置可能な液晶サイズの制約上、8.4インチのものを探していたところ、中古で手に入れることが出来たのが、ホンデックスのこの機種でした。
おおむねストレス無くスムーズに使用出来ていると思います。
この魚探を使い始めて釣果が大いに向上したかということに関しては、「んんん…」といったところですが。
ちなみに、HE-8301F-Di-Boには、GPS(プロッター)の拡張機能があります。GPSが装備されていないボート等で使用する場合はコスト面でとても便利なオプションだと思います。魚探も進化したものだなと感じています。
マグロ漁の場合
夏場から正月明け頃にかけ、マグロの延縄・一本釣り漁を行う際に活用しています。
一本釣りでは、ソナーでクロマグロの群れを追って、群れを潮上、舟表に持ってきた後、自然に群れが船元へ移動してきたところで魚探で反応の深さを見て、タイミングを見計らって針を投げる、といった使い方をしています。
ブリッジの外から中を覗き込むようにして魚探の画面を見るのですが、前に使っていたものに比べて液晶がハッキリと見やすいように感じます。
(以前使用していたものは経年劣化も多いにあったかと思いますが…)
実際の漁場は、他の漁船も多数集まってきて非常に混雑する場合がありますが、音波干渉なども思ったほど見られず、個人的にはとても満足しています。
イカ漁の場合
イカ漁についてですが、こちらは竿釣りで、8~10本ほどの棒針を使ってタナにぶつけるという釣法を用いています。
こちらもマグロの時と同様に、まずは大きな反応をソナーで探します。そして船の下に反応を持ってきて、魚探で反応の大きさとタナを確認してシーアンカーを下す、といった使い方をしています。
マグロの時と異なるのは、船を動かさないという点です。
浮き沈みする反応をこまめに魚探でチェックする必要があるのですが、この魚探はボタンがとてもシンプルで使いやすく助かります。
操業中のあれこれと忙しい時に、設定の感度変更等も少ない操作でストレスなく行うことができるので、重宝しています。
ただし、夜間の操業で、メタルハライドを点灯するため、どうしてもノイズとイカの反応が混ざる事があります。
釣り人プロフィール
※1 taboさんは本職の漁師さんのようです。
※2 HE-8301F-Di-BoCは、ホンデックスの最新デジタル技術を用いたハイスペック魚探。ディスプレイは視認性能が高いボンディング液晶を採用しています。
関連ページ:ホンデックスのデジタル魚探
(2016記)
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