イメージ画像

「魚探はプロが使う道具」という思い込み

インフレータブルボート(2馬力エンジン)を最近購入したのですが、その際、併せて魚群探知機を購入。

機種はホンデックスのHE601GP Ⅱ です。※1

魚群探知機はすごく便利な機械です。オフショアの海釣りには必要不可欠だと思います。
そして、ボート釣りの色々な楽しさを教えてくれる欠かせない道具だと思います。

とはいえ実は私、そもそも「魚探の実情」について、当初はよく分かっていませんでした。

漁師さんや釣り船屋さんなど、「釣り」を生業にしているプロの人たちが、「仕事のために」魚探を所持活用しているのは知っていたのですが、
個人でも、気軽に購入出来るような代物だとは知らなかったのです。

相当、魚探に関心が無かったというか、「プロが使う道具」と勝手に思い込んで敬遠していたのです。

ショップで実際に魚探画面を見て購入を決めました

さて、ショップで詳しい話を聞くと、私でも購入出来るような価格設定でした。

使用方法は、それほど専門的な技術が必要な訳ではなく、説明書に目を通せば理解可能な内容でした。
魚影らしきものが映ったPR用の魚探液晶を見て、私でも釣ることが出来るのではないかと興奮しました。

凄く魚探が欲しくなりました。そして購入を決心し販売店に注文。
振動子と呼ばれるセンサーと、その取り付け器具を一緒に購入し商品が到着するのを待ちました。

魚探を初体験

はじめて魚群探知機を使う機会がやってきました。

その日はベタ凪でボートを出すには絶好の日。期待に胸を膨らませ、漁港を出発しました。

早速魚探のディスプレイに目をやると、水深が3メートルに満たない所でも小魚らしき反応が画面にはっきり写しだされ(私は小魚だと判断しました)、海上からは肉眼では見えない小魚が、海中にはこんなに沢山いるんだと驚きました。

その日は運が良かったのか、水深がだんだん深くなるにつれて画面が小魚の反応で真っ赤になりました。

私は、ワクワクしながらすぐにジギングをはじめました。青物がかからないか期待していたんですが、そんなに上手くはいきませんでした。

時間が経ち、大きなベイトのかたまりはいなくなりました。でも、底にはぽつぽつと反応がありました。
鯛ラバに変更し探っていると、きました!50cm位の真鯛です。他にもキジハタ、ホウボウ、と多くの魚種が釣れ、その日は満足して帰りました。

スポンサーリンク

手間が掛かるけど楽しいです

ベイトの群れだけで無く地形の変化を確認したり、GPS機能で釣れるポイントを記録して次回の釣行の役にたてたり、HE-601GPⅡの機能は凄いです。

しかし、セッティングや調整等々に工夫や手間が掛かる事もあります。

まず、魚探本体について、船に固定するための適当な取り付け器具が販売されていなかったので、自作する必要がありました。
私はホームセンターで材料をそろえ取り付けパーツを自作しました。※2

それから、振動子にも工夫が必要でした。

なぜなら、購入した振動子の取り付け器具は、エンジンの振動でノイズを受け、正確にベイトが表示されないようだったのです。他にもランチングホイールに干渉したりしました。

ただ、その工夫の過程は楽しくもあり、時間は少々かかりましたが、ついでに竿立てや椅子などもハンドメイドして、オリジナル風ボートにカスタマイズしました。

備考

※1
HE-601GPⅡ(HONDEX)は、5型ワイドカラー液晶プロッター魚探です。
1周波(200kHz)、GPSアンテナ内蔵。全国詳細地図が標準装備されています。

関連ページ:ホンデックス(HONDEX) プロッター魚探

※2
HONDEXの純正オプションには、ロータリー架台(取付架台)などのパーツがラインナップされています。
但し、船・ボートによっては適応しないかもしれません。その場合は、このアングラー氏のように自作して設置することもあるでしょう。

(2016記)

その他の関連する魚探体験談

このページの先頭へ